黒旗水滸伝 上巻
大正地獄篇
著:竹中 労
絵:かわぐち かいじ
紙版
内容紹介
時は大正。無政府主義者・大杉 栄、神出鬼没の和田久太郎、浅草十二階下を彷徨う美的浮浪者・辻潤、関東大震災の死屍累々……。
大杉殺し、真犯人は甘粕正彦か?
ステッキ銃を手に大逆を企てる難波大助。
黒旗の下に集いし美女・豪傑・怪人・革命家、窮民の街に次々と役者は揃って、熾き火はチロチロ赤い舌を這わす。
1975年から、『現代の眼』誌上に連載された幻の傑作、待望の復刊!
目次
梁山泊宣言/プロロオグ
Ⅰ――蒼白き巣窟
Ⅱ――娼妓解放戦争
Ⅲ――幽霊、西へ行く
Ⅳ――狂乱と覚醒のそのとき
Ⅴ――ああ、革命は近づけり
Ⅵ――ニッポン脱出行
『黒旗水滸伝』のころ――かわぐちかいじインタビュー(解説・栗原幸夫)
ISBN:9784774407975
。出版社:皓星社
。判型:A5
。ページ数:608ページ
。価格:3000円(本体)
。発行年月日:2023年09月
。発売日:2023年08月24日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB。