円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦
著:鳴海 風
絵:伊野 孝行
紙版
内容紹介
「しかし、だれも疑問に思わない円周率に、そこまで興味をもたれるとは、ほんとうに孝和どのはおもしろい人だ」
円周率3.14が、まだ使われていなかった江戸時代。円に魅せられ、その謎を解明しようとした数学者がいた。彼の名は、関孝和。円周率の計算や、筆算による計算の発明など、数々の偉業を残し、日本独自の数学・和算を、世界と競えるレベルにまで押し上げた彼の、少年時代からの物語。
小学校5年生の算数の教科書(円の単元)に、必ずといっていいほど登場する関孝和ですが、その業績については、ほとんど触れられていません。彼の少年時代から壮年時代にかけての物語を通して、当時の数学・和算や関の業績について、わかりやすく伝えていきます。関孝和を題材にした初めての児童書。
ISBN:9784774325521
。出版社:くもん出版
。判型:4-6
。ページ数:208ページ
。定価:1500円(本体)
。発行年月日:2016年11月
。発売日:2016年11月16日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YNB。