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まほうの木

著:アンドレイ・ウサチョフ
絵:イーゴリ・オレイニコフ
訳:藤原 潤子

紙版

内容紹介

天の川のはてにある「ふしぎわくせいオー」。花が歌をうたい、魚が空を飛び、木には本がなるこの素敵な星には、「まほうの木」があって、みんなの願いごとをなんでもかなえてくれる。
子どもの夢をくすぐる17編のみじかいお話に、幻想的で心ふくらむ絵をつけた。
読み聞かせても、一人で読んでも、大人も子どもも、どっぷりつかれて楽しい絵本。
画家のイーゴリ・オレイニコフは、2018年国際アンデルセン賞・画家賞を受賞。

目次

ふしぎわく星Oとまほうの木
ゆめみるペンギン
ミルクの海
よくばりアザラシ
おしゃれクラゲととじこもり貝といじわるウニ
車ウマ
おやくだちマンモス
歌うお花
こまったドラゴン
むっつり魚
空とぶおしろ
おうち列車
あまいねむり
わく星Oからきたパイロット
落ち葉のチョウチョときょだいトンボ
タイムマシーン
本のなる木

著者略歴

著:アンドレイ・ウサチョフ
ロシアの児童文学作家、詩人、劇作家、シナリオライター。その作品は、ロシアで出版されるほとんどすべての幼児・学童向けアンソロジーに収録されていると言っても良いほど、広く読まれている。サムイル・マルシャーク賞(2007年)、コルネイ・チュコフスキー賞(2009年)など、多数の賞を受賞。これまでに10以上の言語に訳されているが、日本語訳は本書が初。
絵:イーゴリ・オレイニコフ
ロシアの画家、イラストレーター、アニメーションの美術監督。100冊近い本の挿絵を手掛け、「児童文学のノーベル賞」と呼ばれる国際アンデルセン賞画家賞(2018年)、ロシア連邦文化勲章(2018年)など、多数の賞を受賞。日本で出版された作品としては、『ちいさなタグボートのバラード』(ヨシフ・ブロツキー作・沼野恭子訳、東京外国語大学出版会、2019年)ほか。
訳:藤原 潤子
神戸市外国語大学ロシア学科准教授。ロシアをフィールドとして文化人類学的な研究を行いつつ、翻訳にもたずさわる。主な業績として、『呪われたナターシャ:現代ロシアにおける呪術の民族誌』(人文書院、2010年)、『水・雪・氷のフォークロア:北の人々の伝承世界』(共編著、勉誠出版、2014年)など。

ISBN:9784773420395
出版社:東洋書店新社
判型:A4
ページ数:40ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2020年11月
発売日:2020年10月29日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA