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ロシアの年めぐり十二カ月――人と自然の結びあうところ
人の生活と文化には、民族独自のリズムとサイクルがある。自然界の変化、農事と労働、季節ごとの行事と祭日。それはロシアという異文化の内奥に深く大きく広がっている。あなたの目にするロシアの文学、芸術のなかにも。
暦からロシア文化の機微にふれる珠玉のエッセイ集

編著：ロシア・フォークロアの会　なろうど
40年ほど前、前身である「ロシア・フォークロア談話会」が、ロシアのフォークロア（民間伝承・民俗）に関心を持つメンバーにより発足。会誌『なろうど』1号の発行は1979年8月。2010年に新体制となり、会員制の研究会「ロシア・フォークロアの会 なろうど」として再出発。2018年4月現在、会員数は28名、会誌『なろうど』は年2回の発行（最新は76号）。会員の専門分野や関心はロシアのフォークロアを中心に文学、音楽、自然、歴史など多分野に及ぶ。毎月の例会では会員がそれぞれの分野で発表を行い、最近の報告テーマは、ロシアの農民暦、農村の木造家屋、民族音楽、昔話・神話、復活祭、ロシア現地調査など。会誌の内容や購読希望、研究会や例会参加についてのお問い合わせはホームページまで（http://narod.web.fc2.com/index.html）。