第1章:マインドフルネスの考え方
1 タイムトラベルから抜け出そう(「今ここ」に集中するマインドフルネスの定義)
2 自己注目はタイムトラベルの始まり(CAS:自己注目・とらわれ)
3 (起きてしまったことの原因や他人の心は結局自分の思い込み)
4 自分の考えのクセを知ろう(ライベリングの予備段階のエクササイズ:情報処理の観点から)
5 浮かんでくる思考にラベルをつけよう(ラベリング:マインドフルネスの基本認知スキル)
6 しつこい思考はキャラクターとして付き合おう(低年齢層には思考の外在化で距離をおく)
7 決めつけないでシンプルに物事をみよう(評価しない態度:non-judgement)
8 することモードになっていることに気づこう(doing mode)
9 あることモードでいることを意識しよう(being mode)
10 とらわれている心に気づこう(森田療法:姿勢除去のメカニズム)
11 「あるがまま」を受け入れよう(森田療法 & ACT:自分がとらわれる状態を知ろう)
12 心配することは役に立たないし怖くない(MCT:metacognitive belief)
13 現実と空想とを区別しよう(MCT:thought-fusion:自分の思考で汚くなってしまう)
14 自分の目標を大切にした行動をしよう(目的本位・回避行動をしないでちょっとずつ挑戦する)
15 知らないうちに意識が向いている状態を知ろう(受動的注意制御)
16 自分で意識して集中している状態を知ろう(能動的注意制御)
17 「選択」と「転換」の集中力をあやつろう(MCTの注意訓練コンポーネント)
18 全集中:身の周りのすべてに意識を集中する(MCTの注意訓練コンポーネント)
19 完ぺき主義を手放そう(MCT:低目的思考|self-compassion)
20 白くまのことを考えないでください(思考抑制効果)
21 ハッとしてグット(雑念に気付く:受動から能動へ:メタ認知的気づき)
22 ギリギリセーフを体験しよう(Almost moment)
23 自動操縦モードで生活するのをやめよう(自動操縦モード)
24 自分ルールを見直そう(ACT:ルール支配行動)
25 良いところは誰かと比較しないで自信を持とう(Self-compassion|成長的マインドセット)
26 失敗したときの考え方のクセを知ろう(非認知能力:成長的マインドセット)
27 自分の感情を表現してみよう(FFMQ描写:アレキシサイミア)
28 自分のことを励ましてみよう(self-compassion)
29 自分や人を許すことは甘やかすことじゃない(self-compassion)
30 マインドフルに人と関わる(mindfulness relationship)
第2章:マインドフルネスのエクササイズ
31 体をリラックスさせよう(マインドフルネスの準備段階)
32 心をリラックスさせよう(休息のルーティーン)
33 日常の音に集中するエクササイズ(MCT:注意訓練)
34 カエルのエクササイズ(呼吸瞑想)
35 全集中ですべてのことを吸収しよう(観瞑想)
36 頭の中の虎を自由にさせておこう(MCT:タイガータスク|クラウドタスク)
37 五感を使って観察してみよう(同種食品の弁別実験)
38 苦手なもの・こと・人をじっくり観察しよう(MCT:SAR)
39 ふだんの自分がやらないことに挑戦してみよう(ACT:ルール支配行動)
40 心配は夕方6時まで先延ばしてみよう(心配の遅延)
41 レモン・レモン・レモンのエクササイズ(ACT:ワードリピーティング)
42 言葉の力を受け流す(MCT:自由連想法)
43 葉っぱに乗せて川に流そう(ACT・MCT)
44 考えたのは私のようで私でない(ACT・MCT:距離を置くには、〜と考えた+語尾に「ぴょん」をつける)
45 字を丁寧に写してみよう(観察と集中:書道:判断しない)
46 いろんな色を作ってみよう(観察と集中:塗り絵)
47 手を動かす瞑想(手瞑想)
48 宇宙人になってレーズンを食べよう(レーズンエクササイズ:地球のものを食べてみよう)
49 自分の体をスキャンしよう(ボディースキャン)
50 歩く瞑想:裸足で歩いてみよう(靴下の感覚と比較)
51 バランスのエクササイズ(片足+足が不自由な人は、片手でバランスをとって両手で持つ意味)
52 「嫌い」と仲よくなってみよう(判断しない・自動操縦状態・ルール支配行動)
53 優しい気持ちを届けて受け取る(オリジナルエクササイズ)
54 自分を幸せにする瞑想(向かい合う瞑想の援用)
55 寝る前に自分とみんなの幸せを願おう(慈悲の瞑想の三段階:嫌いな人の幸せも)