合同ブックレット
原発の安全性を保証しない原子力規制委員会と新規制基準
著:奈良本 英佑
編:eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
紙版
内容紹介
■このブックレットでは、日本の原子力行政はどのようにして始まり、どんな問題を持っていたのかを読み解く。
■3.11福島原発事故の後誕生した原子力規制委員会は、どんな理念や役割、しくみをもって始まったか、いま、それがどのようになっているのかがよくわかる。
■日本の原子力行政の中心であり、判断の「決め手」を握るはずの組織の驚くべき実態を知らせる。
■高浜原発3、4号機運転差止仮処分の決定で、福井地裁は、新規性基準は緩やかにすぎ、これに適合しても安全性が確保されているわけではないので、合理性を欠くとした。
目次
第1章 原発推進を後追いする「安全対策」
第2章 3.11の衝撃から生まれた原子力規制委員会
第3章 原子力の安全を保障しない新規制基準
第4章 無責任システムのもとで進む原発再稼働