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測量・地図百五十年史

編:「測量・地図百五十年史」編集委員会

紙版

内容紹介

1869年、明治政府は民部官庶務司に戸籍地図掛を設置した。以来150年、測量・地図は国土や都市、人々の生活空間の実態を明らかにし、その成果を広く利活用できるように管理・表現・提供するための総合的な技術として発展してきた。特にこの50年間は、電子情報・通信、宇宙・航空、各種センサ、画像処理、人工知能などの先端技術の驚異的な進展を背景に、測量・地図分野は画期的な発展を遂げている。本書はその150年の歴史を、関連する技術や政策、事業の変遷を中心に、産業界や学界、関係団体の動向を織り交ぜながら、通史として概観する。

目次

【第Ⅰ編 近代測量の発展】
第1章 近代測量の定義と性格
第2章 明治・大正期の動向
第3章 昭和初期の動向
【第Ⅱ編 戦災からの復興】
第1章 この時期の動向と政策
第2章 民間団体の誕生
【第Ⅲ編 高度成長を支える】
第1章 この時期の動向と政策
第2章 各種技術の動向
第3章 測量法,測量制度,測量業界の動向
第4章 国際協力
【第Ⅳ編 情報化とグローバル化の進展】
第1章 この時期の動向と政策
第2章 「測る」技術-位置を測る技術の高度化
第3章 「描く」技術-紙地図からデジタル地図へ
第4章 測量技術・政策の国際的な展開
【第Ⅴ編 高度情報社会を拓く】
第1章 この時期の動向と政策
第2章 データ取得の新技術とその活用
第3章 インターネットの活用
第4章 地理空間情報に関係する注目すべき技術や政策
【第Ⅵ編 自然災害への対応】
第1章 地理空間情報を活用した災害への対応
第2章 阪神・淡路大震災への対応
第3章 東日本大震災への対応
第4章 相次ぐ自然災害

ISBN:9784772242271
出版社:古今書院
判型:B5
ページ数:658ページ
定価:15000円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年03月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TNCB