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近代河川舟運のGIS分析

淀川流域を中心に

著:飯塚 公藤

紙版

内容紹介

明治期から昭和初期にかけて,川は近代日本の発展を支える重要な交通路であり運搬路であった。舟運が盛んであった淀川・木曽三川・利根川の各流域を事例に舟運の地域差を比較検討するとともに,淀川流域を対象に,明治中期,明治後期,大正・昭和初期の3つの時期における舟運の盛衰過程とその要因を,GISを用いた時空間分析に基づいて実証・考察する。

目次

第1章 序 論
第2章 河川舟運および歴史GISにおける研究動向と課題
第3章 明治期における河川舟運の地域差
     -淀川流域・木曽三川流域・利根川流域を中心に-
第4章 明治期における淀川流域の舟運の実態
     -浜・港・船舶定繋地に着目して-
第5章 明治中期から後期にかけての淀川流域における舟運の変化
第6章 大正期から昭和初期にかけての淀川流域における舟運の変化
第7章 昭和初期航空写真を用いた船舶分布の検討-淀川中流域を事例に-
第8章 考 察
第9章 結 論

ISBN:9784772231930
出版社:古今書院
判型:A5
ページ数:220ページ
定価:5800円(本体)
発行年月日:2020年09月
発売日:2020年09月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNG
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:WGG