イントロダクション
SDGs を学ぶ
無条件に受け入れることの恐ろしさ
本書の目的
SDGs とは
SDGs の正当性
MDGs と比較してのSDGs の特徴
ビジネスサイドから見えるSDGs
第1章 持続可能な開発とは何か
はじめに
経済成長支援の文脈
環境問題への注目
持続可能な開発の概念の登場
未来の世代を配慮することの理論的な難しさ
持続可能な開発の考え方の影響下にあるSDGs
第2章 環境を配慮しつつも経済成長を堅持するという方向性
はじめに
大量生産・大量消費の社会の成立
資源の有限性と廃棄物の問題
SDGs が示す国際社会のアプローチ
資源をそもそも活用することを前提
生産者・消費者の意識変革
食料に関して
第3章 フェアトレードとエシカル消費
SDGs の目標8 に注目
強制労働・児童労働・人身売買の撲滅というターゲット
ターゲット8.7の指標について
なぜ児童労働は問題か
なぜ児童労働が必要なのか
児童労働問題とわれわれ消費者との関係
われわれ消費者が取るべきアプローチとは
フェアトレードとは
フェアトレード商品への嗜好
エシカル消費の根本にある新しい精神文化
第4章 ジェンダー平等の実現に向けて
はじめに
持参金という文化
持参金文化の帰結
文化を変える必要性
個人の能力強化の必要性
中絶に関する日本の状況の事例
母体保護法の問題
労働とジェンダー
第5章 エネルギーから見る環境問題
蒸気機関の世界
電気エネルギーへの変換
再生可能エネルギー
クリーンエネルギー
総合的な見地からの環境負荷について
SDGs におけるエネルギーの考え方
化石燃料を完全に手放すことは可能か
二酸化炭素排出に対する経済学的な見方
炭素税について
第6章 シティズンシップと市民について
はじめに
古代ギリシャにおける市民と民主主義の誕生
主権概念の登場
現代的なシティズンシップ─ルソーの社会契約論
シティズンシップの困難さ─大衆社会と官僚制的支配の時代
それでもなお市民の声は重要である
第7章 地球市民と教育
開発とESD
SDGs 達成のためのコンピテンシー
多文化状況の中のシティズンシップ
第8章 文化と感情
線引きとしての文化
文化と言葉と行動の関係
デジタルメディアが生み出す分断の時代
終 章 グローバルシティズンシップの構築に向けて
共感の差
国家の限界と地球市民の必要性
共感の障壁
行動を起こせる状況が整っているか否か
行動の負荷が大きい場合
教育の重要性
社会情動領域の論点
行動領域の論点