序 章 グローバル化と人権保障 (吉田 仁美)
はじめに
第1節 外国人政策と法制
第2節 外国につながる背景をもつ人の権利保障における主な問題
おわりに
コラム 1 難民を歓迎する社会に (有川 憲治)
第Ⅰ部 外国につながる背景をもつ人の人権保障
第1章 転換期を迎えた外国人労働者政策 (旗手 明)
──人権を守った受入れは可能か──
はじめに
第1節 外国人労働者をめぐる状況
第2節 技能実習制度の現状
第3節 技能実習制度見直しは問題解決策となるか?
第4節 特定技能について
おわりに
第2章 不法就労外国人への逸失利益の算定をめぐって (米谷 壽代)
──日米の判決例をめぐる議論を比較して──
はじめに
第1節 国内の判例
第2節 日米の外国人の逸失利益に関する学説
第3節 考 察
おわりに
第3章 外国人の子どもの学びと外国人学校の法的位置づけ (渡辺 暁彦)
はじめに
第1節 グローバル化のなかの「学校」
第2節 外国人学校の法的位置づけ
第3節 外国人学校の法制化の試み
第4節 外国人学校と私立学校の教育の自由
おわりに
コラム 2 外国にルーツを持つ子どもと教科学習 (児玉 奈々)
第4章 日本語能力の不十分な子どもに対する支援について (織原 保尚)
──大分県別府市を例に──
はじめに
第1節 日本語能力の不十分な子どもに対する教育の現状
第2節 日本語能力の不十分な子どもに対する教育についての近年の主な動向
第3節 特別の教育課程
第4節 大分県別府市における日本語能力の不十分な子どもに対する対応
おわりに
コラム 3 学習支援を通して視えたこと──10年の築き── (酒井 博子)
第5章 社会保障とグローバル化 (織原 保尚)
はじめに
第1節 大分外国人生活保護訴訟
第2節 関連法規等
第3節 関連判例
第4節 憲法学説上の扱い
第5節 日本における外国人と社会保障
おわりに
第6章 患者の権利と医療通訳 (森本 直子)
はじめに
第1節 日本における外国人患者受け入れの現状と課題
第2節 米国における言語アクセス権──LEP 支援の法体制──
第3節 「言語アクセス権」としての医療通訳に向けて
おわりに
コラム 4 ことばで支えるいのちとくらし──医療通訳養成派遣NPO「MIC かながわ」の20年── (鶴田 光子)
第7章 家族と家族統合の価値の憲法的評価(吉田 仁美)
はじめに
第1節 家族に対する権利と家族統合に対する権利
第2節 入管行政と家族(統合)に対する権利
おわりに
コラム 5 在日ムスリムの人権保障 (大橋 充人)
第Ⅱ部 エスニシティとどう向き合うか
第8章 外国人の社会「統合」と母語教育を受ける権利の可能性(渡辺 暁彦)
はじめに
第1節 「移民国家」としてのドイツ
第2節 ドイツにおける移民の背景をもつ子どもの就学
第3節 社会的「統合」と言語教育
第4節 外国にルーツをもつ子どもの就学と母語教育を受ける権利
おわりに
第9章 日本におけるヘイト・スピーチ規制の現状 (桧垣 伸次)
はじめに
第1節 日本におけるヘイト・スピーチの枠組み
第2節 地方公共団体による施策
第3節 ヘイト・スピーチ施策の問題点
おわりに
コラム 6 信愛塾の成り立ちと活動──横浜における共生の現場から── (大石 文雄)
第Ⅲ部 社会共同体と政治共同体の「統合」にむけて
第10章 グローバル社会における外国人の政治参加(渡辺 暁彦)
はじめに
第1節 住民自治と政治参加
第2節 武蔵野市の住民投票条例案
第3節 条例による住民投票と外国人の住民投票権
おわりに
第11章 帰化と日本国憲法(吉田 仁美)
──権利保障と「統合」のための選択肢の一つとして──
はじめに
第1節 帰化とは
第2節 日本の帰化制度
第3節 「届出制帰化」か、「権利としての国籍取得」か
第4節 国籍の意義の変化と二重国籍
第5節 特別永住者以外の在日外国人の帰化について
おわりに
コラム 7 ニューヨーク市非市民投票条例(Noncitizen Voting Law)の動向(吉田 仁美)