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捕虜虐待で処刑された「ＢＣ級戦犯」の無念！　伝染病の蔓延する捕虜収容所に赴任、献身的治療で多くの米比兵の命を救った軍医大尉はなぜ絞首刑にされねばならなかったのか？

著：工藤　美知尋
昭和22年、山形県長井市に生まれる。日本大学法学部卒業、日本大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了、ウィーン大学留学、東海大学大学院政治学研究科博士課程修了。政治学博士。日本大学専任講師を務めた後、平成４年に社会人入試、大学院入試のための本格的な予備校「青山ＩＧＣ学院」を創立、学院長として現在に至る。日本ウェルネススポーツ大学教授。主な著書に、「海軍良識派の支柱山梨勝之進」「日ソ中立条約の虚構─終戦工作の再検証」（芙蓉書房出版）、「日本海軍と太平洋戦争」「日ソ中立条約の研究」（南窓社）、「日本海軍の歴史がよくわかる本」（ＰＨＰ文庫）、「孤独─劇物語裕仁天皇」「稜線─劇物語山本五十六」「残照─劇物語井上成美」「山本五十六の真実」「海軍大将井上成美」（潮書房光人新社）、「東条英機暗殺計画」「海軍大将加藤友三郎と軍縮時代」「海軍良識派の研究」「高松宮と終戦工作」（光人社ＮＦ文庫）などがある。