心を洗う
著:北尾 吉孝
紙版
内容紹介
「『洗心』の字義は(中略)心の汚れ、雑念・執着を取り除くことです。
我々が朝起きて顔を洗うのも、日に何度も手を洗うのも、神社でお参りする前に手や口を清めることも、茶席に着く前に手を洗うのも「洗心」の行の一つと言えるかも知れません。
しかし、「洗心」の為の最も大切な行は人格陶治に向けた不断の努力です。(中略)
我々凡人はせめて日々反省・洗心し、それぞれの良知に従って行動することに努めねばなりません」
(本著「はじめに」より抜粋)。
国内のIT金融、フィンテック分野を牽引するSBIホールディングス社長の北尾吉孝氏。創業20周年を迎え、会社の勢いは衰えることを知らない。
北尾氏はその経営手腕もさることながら、ライフワークとして中国古典に精通し、SBI大学院大学でも教鞭をふるう。
本著では「偉才」でありながら自らを「凡人」と称する北尾氏の日常からの気づきと学び、不断の努力、真摯なまなざしを垣間見ることができる。幅広い層の方々にお読みいただきたい1冊です。
目次
はじめに――敬の一念を持つ
第1章 我執を捨て去り、職分を果たす
第2章 先哲の言に学び、人間力を鍛える
第3章 日本政治の有り様を問う
第4章 人生、如何に生くべきか
第5章 時代を見つめ、思惟を巡らす
ISBN:9784766786217
。出版社:経済界
。判型:4-6
。ページ数:200ページ
。定価:1500円(本体)
。発行年月日:2019年11月
。発売日:2019年10月28日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB。