出版社を探す

食べる

生命の教養学12

編:赤江 雄一

紙版

内容紹介

食の革命を目前に、古今東西、「食べる」をたどる知の冒険。

▼慶應義塾大学の講座を書籍化。
▼「食」にまつわる様々な分野で活躍する著名講師陣が執筆。

「生命」の意味を限りなく広く捉えていく「生命の教養学」。
今回の「食べる」の各論は、ローカルとグローバリゼーションとの関係、日本における食の持続可能性とその危機、食文化の生成発展のさまざまな姿、また食と健康をめぐる東西の医学の過去と現在、そして食の未来(革命)を語っていく。

目次

はじめに   赤江雄一


「スローフード」運動とは何か   島村菜津
ワインにみるグローバリゼーション   山下範久


魚はいつまで食べられる?   勝川俊雄
日本の食料と農業   生源寺眞一


食から見るイタリア史   池上俊一
食べられるブタ、嫌われるブタ、愛でられるブタ
 沖縄のブタ食文化から考える   比嘉理麻
日本人の食べ方・味わい方から見る日本の文化   山本道子


東アジアの食餌 消化と健康   大道寺慶子
生体のエネルギー出納バランスと体重コントロール   勝川史憲


「食べる」を「体験する」   野口和行
発酵食品の神秘   小泉武夫

著者略歴

編:赤江 雄一
慶應義塾大学文学部准教授。1971年生まれ。2004年リーズ大学大学院博士課程(Ph.D.)。専門は西洋中世史(宗教史・文化史)。共著に『知のミクロコスモス―中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』(中央公論新社、2014年)、 『はじめて学ぶイギリスの歴史と文化』(ミネルヴァ書房、2012年)などがある。

ISBN:9784766424324
出版社:慶應義塾大学出版会
判型:A5
ページ数:312ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2017年07月
発売日:2017年07月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC