法解釈学入門
著:ヘルムート・コイーング
訳:松尾 弘
紙版
内容紹介
▼20世紀ドイツ最大の法学者が遺した法解釈のエッセンス。
法律学の基礎中の基礎である、法律解釈の歴史や手法、裁判官による法形成、法体系の捉え方等を、コンパクトかつ本格的に学べる入門書。
法律学に取り組む方すべての人に向けたドイツ法律学の泰斗コーイングの名著を邦訳。
目次
はじめに―訳者による序論
凡 例
序 言
Ⅰ 基本的な事柄
Ⅱ 法律学的思考の歴史学上の諸類型
1. ローマの法律家
2. スコラ学的法学
3. ドイツのパンデクテン法学
4. フランスにおける註釈学派
5. 英米の法律家の思考について
Ⅲ 法典の解釈
1. 一般的な解釈学の諸原則
2. 法律学的解釈の諸原則
Ⅳ 法規の適用
1. 解釈と適用の関係
2. 包摂としての法規適用
3. このような見解に対する批判
4. 裁判官と法規
Ⅴ 裁判官による法の継続形成
1. 歴史学的な事柄
2. 裁判官の三重の課題
3. 欠缺問題と法律学的論理学
4. 裁判官による欠缺の解決
5. 総 括
Ⅵ 法 学
1. 思考方法としての体系
2. 法律学的体系について
3. 法学の方法
4. 法学の学問的特色
おわりに―訳者による小括と展望
参考文献
基本用語訳語一覧
学説彙纂
人名・事項索引
ISBN:9784766423655
。出版社:慶應義塾大学出版会
。判型:4-6
。ページ数:144ページ
。定価:2200円(本体)
。発行年月日:2016年09月
。発売日:2016年09月24日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LA。