井筒俊彦全集 11
意味の構造
著:井筒 俊彦
紙版
内容紹介
井筒俊彦、必読のコーラン論。
▼井筒の代表的英文著作The Structure of the Ethical Terms in the Koran (1959)を井筒自身の手で翻訳、日本向けに改訂された1992年の著作を収録。
▼解題では本著の基本的な書誌情報に加えて、重要な校異を記す。
▼多岐にわたる内容をカバーする詳細な索引付き。
▼月報執筆は、フセイン・ナスル(イスラーム科学史家)、宇野重規(政治学者)、島多代(絵本・児童書研究家)各氏による。井筒像を多角的に語る。
▼時代に則した写真を掲載。
▼底本には、著者生前の最終版を使用。
目次
意味の構造 ―― コーランにおける宗教道徳概念の分析
旧版の解説(牧野信也)
井筒俊彦著作集への解説(牧野信也)