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ワルラスの経済思想

著:アントワーヌ・ルベイロ
訳:石橋春男
訳:渡部茂

紙版

内容紹介

ワルラス経済学の思想的統一性を解明する野心的研究。ワルラスはいったい何を言いたかったのか?時に彼の社会的・政治的ビジョンを、時にカント、マルクス、エッジワースらとの対比を手がかりに、「交換」「収穫不変」「均衡」「資本蓄積」「貨幣」「利子率」などの諸概念を繋ぐ失われた統一性を探り出す。

目次

序論第1章 経済学、道徳科学、および社会主義     1 科学、技術、および道徳学     2 ワルラスの社会概念第2章 ロビンソン・クルーソーの生産、あるいは自然との交換     1 生産と交換     2 効用と行動記述     3 規模に関する収穫についての論争第3章 商品交換     1 ワルラスの説明     2 競争の理論と行為者の数の問題     3 価値論と商品数の問題第4章 技術的分業     1 社会的分業と技術的分業     2 ワルラスの説明     3 ワルラスと古典派:比較検討     4 土地と原材料第5章 資本と時間     1 資本需要と割引現在の価値     2 資本と資本市場第6章 貨幣     1 ワルラスの貨幣概念と貨幣理論の3つの問題     2 要論第1版     3 『要論』の第2版と第3版     4 第4版     付録結論レオン ワルラスの略伝

ISBN:9784766411133
出版社:慶應義塾大学出版会
ページ数:368ページ
定価:4000円(本体)
発行年月日:2006年03月
発売日:2006年03月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCA