出版書誌データベース

ヒト、ウシ、ウマ、その他……。あらゆる ”他者” の血を吸って生きる動物たちのカラー図鑑。
血を吸うしくみや、疫病媒介の歴史など、幅広いテーマで彼らの生態を紹介します。

本書で紹介する主な吸血動物：蚊, アブ, ノミ, シラミ, ダニ, ヤマビル, チスイビル, ヤツメウナギ, チスイコウモリ, フィンチ（鳥）など。

監：浅川 満彦
北海道大学大学院博士後期課程中退後、現在、酪農学園大学獣医学類感染・病理学分野長を経て、
医動物学ユニット教授、同大学院野生動物医学センターWAMC施設担当。
研究分野は野生鳥獣や動物園展示動物などの寄生虫(病)。
著書は『野生動物医学への挑戦―寄生虫・感染症・ワンヘルス』（東京大学出版会）
と『野生動物の法獣医学』（地人書館）など多数。

他編著：葛西 真治
国立感染症研究所昆虫医科学部部長。専門は衛生昆虫学、殺虫剤抵抗性分子機構。
著書に「分子昆虫学」「招かれな い虫たちの話」「衛生動物の事典」（いずれも共著）などが ある。

他編著：三條場 千寿
東京大学大学院農学生命科学研究科・応用免疫学教室所属。
専門は節足動物媒介性感染症。
著書に「あなたは嫌いかもしれないけど、とっておもしろい蚊の話」
（比嘉との共著）山と渓谷社（2019）がある。