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融資推進に苦手意識を持っている方は多いでしょう。確かに簡単ではないのですが、「融資推進は難しいもの」と勝手に壁を作ってしまっているケースもあります。著者は営業店で３１年間勤務し、営業ノウハウ、中でも融資については優れた実績を残しています。
本書では、融資推進の事例を通して、アプローチ方法、セールスノウハウについて詳細に解説しています。著者は融資について「開拓したときの喜びなどを励みにして経験を積むしか方法はない」といいます。ダメでもともとの精神でとにかく開拓活動を行うことが成功の近道です。

基本編
１.融資開拓活動のプロセス
２.お客様の「懐に入る」とは
３.「仕掛け」について
４.悩ましい相談事とその対処方法

実践事例編
第１章　新規開拓事例
第２章　既存取引先への融資掘り起こし事例
第３章　業績不振先への融資支援事例

著：奥山　文雄
1971年（昭和46年）信用金庫に入庫し、２００８年（平成２０年）定年退職。在職期間38年間のうち31年間を営業店で勤務し、営業係集金担当から叩き上げ、支店長を通算４店舗10年経験した生粋の地域金融機関職員。営業係と融資係を統合する営業融資一体化のモデル店舗専担役席者として実績を上げ、また、新店舗開設に３度携わるなど輝かしい営業店実績を誇る一方、後輩のスキル向上のための勉強会を積極的に実施するなど、人材育成にも大いに貢献。
現在、中小企業経営コンサルタント業務のほか、研修の講師、雑誌の原稿執筆、など活躍中。