内容紹介
教会によってイエス到来の告知と捉えられてきたイザヤ書。前半部の「王預言」と後半部の「僕預言」という二つの主題において、メシア(=キリスト)はどのように預言されているのか。聖書テクストの最終形態を重視するカノン(正典)的解釈の手法に基づき、終末におけるダビデ的王とモーセ的預言者への待望論からイザヤ書の包括的理解を探る比類なき研究。
著者略歴
著:田中 光
東北学院大学文学部キリスト教学科卒業(B. A.)、東京神学大学博士課程前期課程修了(M. Div.)、トロント大学ウィクリフカレッジ修士課程修了(Th.M.)、東京神学大学より神学博士号取得(Th. D.)。現在、東京神学大学講師、日本基督教団自由が丘教会牧師。訳書にB. S. チャイルズ『教会はイザヤ書をいかに解釈してきたか──七十人訳から現代まで』(宮嵜薫・矢田洋子との共訳、日本キリスト教団出版局、2018 年)。
ISBN:9784764274570
。出版社:教文館
。判型:A5
。ページ数:600ページ
。定価:6700円(本体)
。発行年月日:2022年02月
。発売日:2022年03月03日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRMF。