出版書誌データベース

パレスチナで成立した二つの世界宗教はどのようにして形成されたのか？　聖書世界ではどのような祭儀が行われていたのか？　唯一神教の萌芽はいつから看取できるのか？　約1 万年前から紀元後70 年までの聖地に生きた諸共同体により営まれた多種多様な宗教実践の姿を、考古学的遺物や文献資料から浮き彫りにする。

著：ミヒャエル・ティリー
Michael Tilly 1963年ベルリン生まれ。マインツ大学准教授（2002-12）、コブレンツ・ランダウ大学客員教授（2007-12）、テュービンゲン大学教授（2012-）。専攻は新約聖書、古代ユダヤ教。

著：ヴォルフガング・ツヴィッケル
Wolfgang Zwickel 1951年ミュンヘン生まれ。マインツ大学教授（1998-）。専攻は旧約聖書、聖書考古学、イスラエル文化史。

訳：山我　哲雄
1951年生まれ。1985年早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、北星学園大学経済学部共通部門教授。専攻は宗教学、旧約聖書学、古代イスラエル史学。