金の子牛像事件の解釈史
古代末期のユダヤ教とシリア・キリスト教の聖書解釈
著:大澤耕史
紙版
内容紹介
出エジプト記32章に描かれる「金の子牛像事件」は、ユダヤ教にとっては先祖の犯した「大いなる罪」であり、キリスト教にとってはユダヤ教に対する格好の攻撃材料であった。両者において、この事件はどのような罪とみなされ、モーセやアロンらはどのように描かれてきたのか。聖書学や神学と異なるユダヤ学の立場から、ギリシア・ラテン教父ならびにシリア教父との解釈の比較を試み、ユダヤ教とシリア・キリスト教の近接関係をも解明する貴重な研究。
ISBN:9784764274228
。出版社:教文館
。判型:A5
。ページ数:220ページ
。定価:5400円(本体)
。発行年月日:2018年03月
。発売日:2018年03月09日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRMF。