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「神」の発見

銀文字聖書ものがたり

著:小塩 節

紙版

内容紹介

<God=神>のはじまりを辿る!
著者がスウェーデンで出合った、国宝「銀文字聖書」。金と銀でゴート語が刻まれ、1500年の時を生き抜いた唯一の写本を起点に、ゴート人・ウルフィラの偉業を紹介する。ゲルマン民族大移動という動乱のなか、彼は文字を創り、聖書を母語に翻訳し遂げた。多神教の世界で、一神教の「神」をどのような言葉で表現したのか? 4世紀に生きた、ひとりの男の信仰と思索の翻訳物語。
『銀文字聖書の謎』(新潮選書、絶版)を初学者向けに改稿し、読みやすくなりました!

著者略歴

著:小塩 節
1931年長崎県生まれ。中央大学文学部教授、フェリス女学院院長・理事長等を歴任。前駐ドイツ日本国大使館公使・ケルン日本文化会館館長。現在、ひこばえ学園理事長・園長、中央大学名誉教授。著訳書『旅人の夜の歌――ゲーテとワイマル』『木々との語らい』、トーマス・マン『ヨセフとその兄弟』ほか多数。

ISBN:9784764261310
出版社:教文館
判型:4-6
ページ数:174ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2017年07月
発売日:2017年07月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRMF