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キリスト教教父著作集 10

キリスト教教父著作集10 10

オリゲネス5 ケルソス駁論Ⅲ

著:オリゲネス
訳:出村みや子

紙版

内容紹介

異教徒哲学者ケルソスの『真正な教え』への弁明として書かれ、2-3世紀の護教論運動の頂点を画したと評されるオリゲネスの『ケルソス駁論』。最終巻(第6-8巻)となる本書には、ローマの知識人や権力者に向けて、キリスト教がローマ帝国の社会秩序や宗教祭儀、社会道徳に資する優れた宗教であることが主張されている。聖書解釈者・神学者としてのオリゲネスの力量が遺憾なく発揮された書であり、当時の教会と国家の関係を知る上でも必読。

著者略歴

著:オリゲネス
ギリシア教父。
訳:出村みや子
1985年、東京大学大学院人文科学研究科宗教学・宗教史学専門課程修了。現在、東北学院大学文学部教授。
著書 『総説キリスト教史1 原始・古代・中世』(共著、日本キリスト教団出版局、2007年)、『聖書解釈者オリゲネスとアレクサンドリア文献学』(知泉書館、2011年)ほか。訳書 『キリスト教教父著作集8 ケルソス駁論Ⅰ』(教文館、1987年)、『キリスト教教父著作集9 ケルソス駁論Ⅱ』(教文館、1997年)ほか。

ISBN:9784764229105
出版社:教文館
判型:A5
ページ数:290ページ
定価:5900円(本体)
発行年月日:2022年12月
発売日:2022年12月23日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDHF