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日本共産党への提言

組織改革のすすめ

著:碓井 敏正

紙版

内容紹介

岐路に立つ日本共産党へ――
新しい時代のための政党組織論を問う。

日本共産党は閉鎖的で権威主義的な組織イメージを脱却できるか?
「組織はいったん成立すると、組織自体の維持・拡大が自己目的化する」――R・ミヘルスの寡頭制論、C・バーナードの経営組織論などから考える、革新組織のあり方。

目次

第1章 日本共産党が飛躍するために、いま何が求められているか――結党100周年によせて
第2章 野党共闘と共産党――その可能性と課題
第3章 時代に応える組織と運動――経営組織論から学ぶもの
第4章 組織と人間の問題――革新組織再生の条件

著者略歴

著:碓井 敏正
1946年、東京都生まれ
1969年、京都大学文学部哲学科卒業
1974年、京都大学大学院博士課程哲学専攻修了
専攻 哲学
現在 京都橘大学名誉教授
主著
『自由・平等・社会主義』(文理閣、1994年)
『グローバル・ガバナンスの時代へ』(大月書店、2004年)
『グローバリゼーションの権利論』(明石書店、2006年)
『格差とイデオロギー』(大月書店、2008年)
『成熟社会における組織と人間』(花伝社、2015年)
『教科化された道徳への向き合い方』(かもがわ出版、2017年)
『しのび寄る国家の道徳化』(本の泉社、2020年)
編著
『グローバリゼーションと市民社会』(文理閣、望田幸男氏との共編、2000年)
『格差社会から成熟社会へ』(大月書店、大西広氏との共編、2007年)
『成長国家から成熟社会へ』(花伝社、大西広氏との共編、2014年)
『自己責任資本主義から友愛社会主義へ』(ロゴス、西川伸一氏との共編、2022年)

ISBN:9784763420817
出版社:花伝社
判型:4-6
ページ数:128ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2023年09月
発売日:2023年09月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPL