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100年ひざ

著:巽 一郎

紙版

内容紹介

人間活動の要、「ひざ」を長持ちさせる方法は、
すり減った軟骨を甦らせる「1分足放り(ほうり)」が鍵!

前作『100年足腰』でご質問の多かった点にお答えしながら、
毎日実践していただける「たつみ式・保存療法」として「ひざ」に特化し、バージョンアップ。
ひざの困りごとについて、よりわかりやすく解説した、まさに「ひざの決定版」です。

「ひざをついて」挨拶をし、「ひざを交えて」かかわり、「ひざを打って」共感する私たち。
「ひざ」はコミュニケーションの要。
人として豊かに生きていくために不可欠なのが、すこやかな「ひざ」なのです。
この本は、痛みがなく、ずっと歩くための「100年ひざ」をかなえ、さらに、快活に毎日を送るための「100年体力」を養う秘訣が満載です。

世界が注目する医師・巽一郎氏が、一宮市に診療と生活の場を移して実践している「人生100年をかなえる暮らし方」もご紹介。食べ方、からだの労わり方、自然とともに生きる考え方もお伝えします。
さらに、実際にひざ痛で病院にかかる際のポイントや、世界から視察が絶えない巽医師の手術についてもご紹介した1冊。
現在ひざに不安がある方も、将来のためにそなえたい方も、この1冊で「長持ちひざ」をかなえましょう。

目次

・1万4000人の「ひざ」が教えてくれること
・70代女性の7割が変形性膝関節症
・「軟骨の量」が痛みを左右していた
・「痛み止めを飲んだら歩ける」は一番ダメ!
・ひざの痛みに「波」があるのはなぜ?
・ひざに「水」がたまったらどうする?
・「ひざの軟骨は再生しない」は誤解だった
・膝関節軟骨は「ヌルヌル関節液」がカギ
・軟骨を自分で増やせる「足放り体操」
・危険! 「起き抜け」「ずっと同じ姿勢」は軟骨カラカラ乾燥状態
・テレビを見ながらでもOK! 筋肉を「動かす」ことから始めよう
・天寿をまっとうするために「医者まかせ」をやめよう
・お薬より「からだが自分で治る力」を信じよう

著者略歴

著:巽 一郎
医師。ひざのスーパードクター。1960年生まれ。静岡県立薬科大学薬学部卒業後、大阪市立大学医学部に入学。薬学部4年時にバイクで大けがをし生死の境をさまようなか、亡き父の「本当に好きなことをやれ」という言葉に奮起、薬学部卒業後に大阪市立大学医学部に入学という経緯を持つ。卒業後は同附属病院整形外科に入局し手術三昧の日々を送りながら、米国(メイヨー・クリニック)と英国(オックスフォード大学整形外科留学)などに学び、世界最先端の技術を体得。人工膝関節手術の常識を変える「筋肉を切らない・傷口の小さい」手術の開発や、からだへの負担を最小限にする「半置換術」の積極的導入など、日本屈指の技術と、患者の立場に立った診療方針で全国各地から人が絶えない。評判の手術の腕の一方で「すぐには切らない」医師として話題を集める。「手術は最後の手段」と、オリジナルの温存法を提案し患者とともに挑戦の日々。湘南鎌倉総合病院人工膝関節センター長を15年務めた後、2020年より一宮西病院人工関節センター長に。

ISBN:9784763140661
出版社:サンマーク出版
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2023年07月
発売日:2023年07月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MNC