食欲人
著:デイヴィッド・ローベンハイマー
著:スティーヴン・J・シンプソン
訳:櫻井祐子
紙版
内容紹介
科学誌『New Scientist』ベストブック受賞!
「人類にとって重要な書」と
世界中のアカデミアから絶賛、続々!
「面白くて一気読みした」
D・シンクレア(ハーバード大・医学大学院教授)
なぜ人間だけが食べすぎるのか――
シドニー大学の世界的栄養学者2名が
「人類の食欲の謎」に迫る。
旅は、「バッタ」から始まる――。
門外不出の研究写真つきで贈る
知的興奮の冒険!
本能のしくみを明らかにした本書を読めば
「食べすぎ前」に満足し、
体重を増やさずすむ。
目次
新版刊行によせて、日本のみなさんへ
序章 科学者が「食欲」について調べた全記録
1章 バッタ――タンパク質のためなら「共食い」もいとわない
2章 栄養――動物は計算なしで「ベスト・バランス」を食べる
3章 栄養幾何学――「グラフ」にしたらとんでもないことがわかった
4章 食欲――あなたを動かす「欲望」の正体
5章 本能――生物としてもつ完璧な適食本能
6章 ヒト――人間もバッタも「タンパク質」ファースト
7章 タンパク質――「スリム」か「寿命」か
8章 人間に近い種――長寿の仕組みは「イースト細胞」も「ヒト」も同じ
9章 食環境――科学者が命を賭して現実世界を観た結果
10章 食環境2――それはもう、「あるべき世界」とあまりに異なる
11章 現代――「人間」にとって破滅的な食環境
12章 金銭欲――人間に特有の欲
13章 肥満――「胎児」のときに運命が決まっているかも
14章 教訓――「正しい知識」で食べる