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How to Decide 誰もが学べる決断の技法

著:アニー・デューク
訳:片桐 恵理子

紙版

内容紹介

決断とは、「スキル」である。
アダム・グラント、セス・ゴーディンなど知識人、絶賛!

大事なことを直感で決めていませんか?
ペンシルヴェニア大で学んだ認知心理学をもとに意思決定と人間行動の知識を武器として世界的に活躍した元ポーカープレーヤーが明かす、最良の決断を下すシンプルな技法。                                                   よい「決断力」がつけば、人生によい結果がもたらされ、後悔せずに済む。意思決定のプロセスは、この本に書かれたツールによって改善することができるのだ。本書では、元ポーカープレーヤーの著者が認知心理学の手法を用いて、決断力を育てる方法を提供する。結果だけで決断の良し悪しを判定してはいけない。具体的な演習問題や思考実験をふんだんに盛りこみ、過去の決断を見直すことで将来の有益な決断力をつける一冊。

目次

第一章 結果主義――バックミラーに映る結果は実際よりも大きく見える              
第二章 後知恵アドバイス――昔から言われているように後から指摘するのは簡単だ       
第三章 決断によって生まれる無限の可能性――学習には経験が必要だが経験が学習の妨げになることも多い                                                                                                                                                                                                                              
第四章 「好み」「見返り」「確率」がモノを言う――推測することで決断の質を上げる         
第五章 正確性の力――未来にまっすぐ目を向ける                           
第六章 決断を外から見る――自分の視点から脱却し客観的になる                 
第七章 意思決定の時間を賢く使う――堂々めぐりから脱出する                    
第八章 ネガティブもときには必要――目的までの障害物をイメージする               
第九章 健康的な決断――他人の思考を知りたければ自分の考えで汚染してはいけない

著者略歴

著:アニー・デューク
作家、コーポレートスピーカー、意思決定に関するコンサルタント。米国科学財団(NSF)から奨学金を得てペンシルヴェニア大学で認知心理学を専攻し、修士号取得。
認知心理学の知識をもとにプロのポーカープレーヤーとして活躍し、2012 年の引退までにポーカーの大会で400 万ドル以上の賞金を獲得。共同設立した非営利団体「Alliance for Decision Education」は、意思決定に関する教育を通じて生徒や学生を支援し、彼らの生活を向上させることを使命としている。このほかにも「National Boad of After-School All-Stars」のメンバーや、「Franklin Institute」の役員を務め、2020年には「Renew Democracy Initiative」の一員となる。
自著『確率思考 不確かな未来から利益を生みだす』(日経BP、2018 年)が全米ベストセラーになる。
訳:片桐 恵理子
英語翻訳者。愛知県立大学日本文化学科卒。主な訳書にマイケル・グラント著『〈GONE ゴーン〉シリーズ』(ハーパーコリンズ・ジャパン)、エレイン・N・アーロン著『敏感すぎる私の活かし方』、ナディン・バーク・ハリス著『小児期トラウマと闘うツール』(ともにパンローリング)、アナスタシア・エドワーズ著『ビスケットとクッキーの歴史物語』(原書房)などがある。

ISBN:9784763138989
出版社:サンマーク出版
判型:4-6
ページ数:416ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2021年07月
発売日:2021年07月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP