フランシス・ベーコン
バリー・ジュール・コレクションによる
紙版
内容紹介
2021年(令和3年)1月9日~4月11日に神奈川県立近代美術館で開催、その後、4月~6月に渋谷区立松濤美術館に巡回する「フランシス・ベーコンーバリー・ジュール・コレクションによる」展の図録兼書籍。20世紀を代表するイギリス人画家フランシス・ベーコンは、死の直前、晩年を身近で過ごした若き友人バリー・ジュール氏に突然数千点を超えるドキュメントを託した。その中にはそれまで描かないとされていた準備段階のドローイングが多数含まれ、写真や複製画に直接書き込まれたイメージ、世の中に認められる以前の若き日のシュールレアリスム的な絵画などを通じて、画家の発想の源流が見えてくる。巻頭には、バリー・ジュール氏自身による、ベーコンとの知られざる日常や対話を書き下ろしたエッセイを29頁にわたり掲載。