磚画・壁画からみた 魏晋時代の河西
編:関尾 史郎
編:町田 隆吉
紙版
内容紹介
◎甘粛省西部河西地域出土図像(磚画・壁画)研究の最新成果なる
目次
はしがき (關尾史郎)
第一部 総 論
河西各地の魏晋墓出土画像磚について
――出土資料の問題点と今後の展望―― (北村 永)
河西磚画墓とその時代――新城墓群を中心として―― (関尾史郎)
敦煌祁家湾古墓出土「五胡十六国」時代の磚画をめぐって
――敦煌地区における来世観とその周辺―― (町田隆吉)
魏晋時代河西の壁画墓と壁画の一面――遼陽との比較を通して―― (三﨑良章)
第二部 各 論
河西出土文物から見た朝服制度の受容と変容
――魏晋・五胡期、胡漢混淆地帯における礼制伝播のあり方―― (小林 聡)
魏晋時代の河西にみられる楽器
――琵琶系楽器・琴瑟系楽器・洞簫系楽器を中心に―― (荻 美津夫)
画像資料に見る魏晋時代の武器――河西地域を中心として―― (内田宏美)
粛省河西地方出土の犂耕関係画像一覧(稿) (渡部 武)
引用文献目録
あとがき(町田隆吉)
執筆者紹介