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新 保育ライブラリ

保育者論

第3版

編著:福元 真由美
編著:笠間 浩幸
編著:柏原 栄子

紙版

内容紹介

乳幼児の保育に関わる状況は,ここ数年間でも大きく変化しており,保育の質を
いかによくして,一人一人の育ちを保障するかに社会的な関心が寄せられるよう
になった。本書では,子どもの幸せと成長に資するための保育者としてのあり方
を論じるとともに,保育の様々な実態にも機敏に対応できる保育者としての専門
性を考える。

目次

新版に向けて 編集委員のことば
はじめに
序章 ある新人保育士からの手紙
第1章 保育者として求められる資質とは
 1節 いま「保育者」をめざす人たちへ
 2節 保育への「ロマン」を志向できる人として
第2章 保育という仕事
 1節 今日の子どもが育つ環境と保育
 2節 さまざまな保育という仕事
 3節 子育てのコーディネーターとしての保育者
 4節 保育者の専門性とは
第3章 子どもの成長・発達への視点
 1節 目的をもった行為としての保育
 2節 保育の内容と乳幼児の育ち
 3節 保育の形態と指導方法
 4節 発達に「特別なニーズ」をもつ子どもたちへの対応
第4章 家庭における子ども,親との連携
 1節 今日の子育ての状況
 2節 親の状況
 3節 子育てサポート
 4節 親との関係づくり,親への支援
 5節 親の権利擁護
第5章 地域のなかの保育者・施設
 1節 子育ち・子育てを支える地域環境
 2節 子どもの虐待への対応
 3節 地域のなかで園・保育者が果たす役割
第6章 保育者集団と職場環境づくり
 1節 保育者集団の一員として
 2節 幼児教育における保育者の権利
第7章 自己変革ができる保育者・園の課題
 1節 保育の学びは子どもから始まる―学びへの渇望
 2節 さまざまな学習の機会との出会い
 3節 みずからの保育・園の活動の見直し
 4節 自己変革を求め続けて
Column
 1 これからの保育者に伝えたいことⅠ
 2 これからの保育者に伝えたいことⅡ
 3 これからの保育者に伝えたいことⅢ
 4 これからの保育者に伝えたいことⅣ
 5 これからの保育者に伝えたいことⅤ
 6 これからの保育者に伝えたいことⅥ
 7 これからの保育者に伝えたいことⅦ
引用(参考)文献
索引

著者略歴

編著:福元 真由美
福元真由美(ふくもと・まゆみ)
東京都に生まれる
2000年 東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学
現 在 東京学芸大学教育学部准教授
〈主 著〉保育学とは 問いと成り立ち(共著) 東京大学出版会 2016年
はじめての子ども教育原理(共著) 有斐閣 2017年
新訂 事例で学ぶ保育内容 領域「環境」(共著) 萌文書林 2018年
都市に誕生した保育の系譜―アソシエーショニズムと郊外のユートピア― 世織書房 2019年

ISBN:9784762831027
出版社:北大路書房
判型:A5
ページ数:200ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2020年03月
発売日:2020年04月04日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JNG