序 章 SDGs・ESDと総合的な学習/探究の時間
第1節 SDGs・ESDで大切なこと
第2節 「持続可能な社会の創り手/担い手」を育む教育の重要性
第3節 ESDにおける総合的な学習/探究の位置づけ
第4節 本書の概観
第1章 総合的な学習/探究の時間とは何か
第1節 「総合的な学習/探究の時間」の目標―5つの鍵概念
第2節 「総合的な学習/探究の時間」の内容と方法
第3節 「総合的な学習/探究の時間」の成立と発展―「総合」の教育史を探る
第4節 一人の教師のなしえること―大森実践と小玉実践
コラム 大学発:「社会へ開かれた教育課程」
第2章 「資質・能力」の育成と総合性
第1節 「資質・能力」の3つの柱と総合的な学習/探究の時間(目標の構成)
第2節 「総合」の特質に応じた「見方・考え方」―探究と連続性(目標の趣旨)
第3節 「持続可能な社会の創り手」を―総合的な人格・個人として
第4節 総合的イメージ―ホールスクール ・アプローチとコア・カリキュラム
第5節 単元習作の方法論―具体や疑問から計画を立ち上げる
第6節 政治・経済のシステムと生活世界とのせめぎ合い
コラム 部分的な人材ではなく,総合的な人格と考える意義
第3章 総合的な学習/探究の時間における授業づくり
第1節 「授業づくり」とは
第2節 総合的な学習/探究の時間における授業の特徴
第3節 ESDと総合的な学習/探究の時間
第4節 ESDの授業の課題と展望
コラム 高校は「総合的な学習の時間」から 「総合的な探究の時間」へ
第4章 小学校の授業―あちゃちゃ! われわれお茶はかせ!!
第1節 社会を築くための姿勢や意志を育む「総合的な学習の時間」
第2節 授業事例の紹介
第3節 授業事例の見方―本実践の「総合」としての評価・ふりかえり
第4節 総合のススメ―発言記録からみる本実践のむずかしさと可能性
コラム 授業観を磨こう!―授業づくりのアイデアはどのようにして生まれるか
第5章 中学校の授業―持続可能な社会の創り手の育成に向けて
第1節 「総合的な学習の時間」を問い直す
第2節 SDGsを学習の柱とした実践
第3節 生徒とともにつくる「総合的な学習の時間」
第4節 総合的な学習がもたらす生徒と教員の変容
コラム 「持続可能な社会」を考える
第6章 高等学校の授業―つくさかグローバルアクションプログラム
第1節 「学習」から「探究」へ
第2節 ソーシャルアクションを重視した授業事例
第3節 マルチステークホルダーによるテーマ設定と授業のふりかえり
第4節 高校生の未来を拓く「総合」のすすめ
コラム グローパル人材を育成できる教員の育成
第7章 子どもの問いから始まるSDGs目標
第1節 SDGs目標と授業づくりの結びつき
第2節 目標1・16「貧困と正義,そして平和」
第3節 目標5・12 「ジェンダ一平等,つくる責任 ・つかう責任」
第4節 目標14・15 「海の豊かさ,陸の豊かさ」
第8章 学校と地域の連携・協働
第1節「学校と地域の連携」の意義
第2節「総合」における地域連携の重要性
第3節 学校と地域の事例と課題
第4節 持続可能な地域づくりにおける「総合」の意義
コラム アクティブ・ラーニングという束縛