日本の若者を世界に通用する人材に

サブプライム後のビジネス教育のゆくえ

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著：久原　正治

出版社：学文社

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内容紹介

サブプライム後の日本の再生はグローバル人材を生む教育にかかる。
危機をチャンスに、世界３大陸でビジネス教育経験のある著者が、
教育開国により日本の大学を世界中から優秀な若者をひきつける場にし、
それを通じて日本がアジアのそして世界のビジネスリーダーを生む可能性を議論する。

第１章　グローバリゼーションと知識人材
　１　グローバリゼーションの意味
　２　アジアの知識人材の興隆
　３　中国とインド（チンディア）の時代
　４　知識人材に魅力のない日本企業
　５　過去にしがらみのない国から人材は輩出する

第２章　APUと三大陸でのビジネス教育経験
　１　グローバル・ヒューマンタレントの勃興
　２　別府―立命館アジア太平洋大学（APU）経営大学院
　３　シンガポールでのビジネス教育体験
　４　ブルガリアでのビジネス教育体験
　５　シカゴでのビジネス教育体験

第３章　グローバルなビジネス教育競争
　１　大学ランキング競争
　２　アメリカのビジネススクールの価値
　３　アメリカのビジネススクールの実態
　４　グローバルビジネス人材の養成が困難な日本の大学教育

第４章　日本の大学教育―鎖国から開国へ
　１　日本の留学生政策の現状と方向
　２　日本の大学の開国
　３　留学生の多様化を通じたグローバル人材の養成
　４　日本のMBA教育も国際的に通用するものにしなければならない
　５　グローバル人材となった留学生の卒業後の進路
　６　日本の大学の競争優位はどこにあるのか
　７　グローバル化と大学経営の革新

第５章　サブプライム後の自立した経営リーダーの育成
　１　窓を開けてグローバルな世界へ
　２　サブプライム後のパラダイム転換
　３　サブプライム後の新たな組織モデルと価値創造
　４　アジアのリーダーとしての