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地域連携・キャリア教育・探究学習がつながる! みんなの「仕事図鑑」

編:取釜宏行
著:髙橋貴一
著:松見敬彦

紙版

内容紹介

地域との交流がほとんどなかった一つの地方の高校から生まれた「仕事図鑑」。高校生が地域住民に「仕事」をテーマにインタビューし、記事を執筆し、小冊子を作るというシンプルな取組だ。
本取組は自己の進路を考えるキャリア教育、地元の仕事について深く知る探究活動、そして地域の産業を知り、地域の人たちと交流が深める地域連携と、今、高校で必要な活動がすべてつながってゆく。
こうしたことから、今、全国の高校で少しずつ、取組が広がっている。
本書は「仕事図鑑」をどうやって実践していくか、そして最初に始めた広島県立大崎海星高等学校の取組を中心に、各高校での取組状況をまとめる。

目次

はじめに 

【第1章】 「仕事図鑑」のキソキホン
1 「仕事図鑑」とは何か  
2 「島の仕事図鑑」プロジェクトの始まり
3 仕事図鑑のつくりかた  
4 生徒の変化
5 仕事図鑑を経験した卒業生の今  
6 教員の変化  
7 地域住民の変化 

【第2章】 キャリア教育としてみる仕事図鑑の価値
1 キャリア教育を改めて考える 
2 「総合探究」として見る仕事図鑑の価値 
3 キャリア教育・探究学習とつながることの意義
4 地域連携の媒介として見る仕事図鑑  

【第3章】 仕事図鑑の進化 ─9回にわたる改訂─
1 仕事図鑑の誕生  
2 仕事図鑑 ─第2弾「造船・海運」  
3 仕事図鑑 ─第3弾「農業」  
4 仕事図鑑 ─第4弾「地域福祉」
5 仕事図鑑 ─第5弾「学びの島」
6 仕事図鑑 ─第6弾「継ぎて」  
7 仕事図鑑 ─第7弾「ひろしまの仕事図鑑」  
8 仕事図鑑 ─第8弾「旅する仕事図鑑」  
9 仕事図鑑 ─第9弾「あつまれ☆海星仕事図鑑」  
10 仕事図鑑の変化  

【第4章】 広がる・つながる仕事図鑑
1 広がる・つながる仕事図鑑  
2 地域連携としての『仕事図鑑』の意義と役割/北海道大空高等学校長 大辻 雄
3 未来図鑑 vol.1 ─ 新潟県立津南中等教育学校 探究学習コーディネーター/教諭 小山 尚之、教諭 波多野 公恵
4  「東海地域におけるDiversity & Inclusion 推進企業・自治体インタビュー集」の取組/名古屋学院大学現代社会学部 准教授 榎澤 幸広
5 「MATSUURA 仕事図鑑」─長崎県立松浦高等学校長 舟越 裕

おわりに  

著者略歴

編:取釜宏行
広島県立大崎海星高等学校魅力化推進コーディネーター
著:髙橋貴一
広島県立大崎海星高等学校魅力化プロジェクトスタッフ/島の仕事図鑑プロジェクトリーダー
著:松見敬彦
ライティングオフィス・トリガーワークス主宰/フリーライター/ディレクター

ISBN:9784761929756
出版社:学事出版
判型:4-6
ページ数:176ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2023年12月
発売日:2023年11月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNA