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よりよい「探究的な学習」のために、どのような評価を行い、指導や学習改善につなげればよいか。ポートフォリオや、ルーブリック等を活用した評価法を提案する。

第１章　理論編　「探究的な学習」の指導と評価
１　カリキュラムにおける「探究的な学習」の位置づけと評価
２　「総合的な探究の時間」の目標と指導と評価の一体化
３　「総合的な探究の時間」における目標と評価
４　ポートフォリオ評価法の活用
５　グループでの評価をどうデザインするか
６　「探究的な学習」を評価するルーブリック
７　「総合的な探究の時間」と教科を響き合わせる評価
８　「探究的な学習」を評価する大学入試

第２章　実践編I　「探究的な学習」の多彩な展開と評価
１　高校生ならではのアカデミックな探究
２　「わがこと」として探究に取り組む
３　理系の課題研究と教科学習との相互環流
４　探究活動でのデジタル・ポートフォリオの活用と評価
５　「看護医療・健康類型」の探究活動
６　他校交流で主体性を育む「高校生サミット」
７　瀬戸内海ブルーオーシャンプロジェクト
８　探究活動を通して地域リソースを発掘する

第３章　実践編II　標準ルーブリックの開発と活用
１　課題研究の「標準ルーブリック」提唱に向けての取り組み
２　「標準ルーブリック」開発の経緯
３　科学的探究に関する標準ルーブリック
４　科学的探究における生徒の成長
５　失敗を乗り越え探究力を身につける
６　生徒の変容を捉えて支援する
７　数学的探究に関する標準ルーブリック
８　数学的探究における指導と評価

編著：西岡 加名恵
西岡加名恵（にしおか・かなえ）京都大学大学院教育学研究科教授
1995年、京都大学大学院教育学研究科修士課程修了。1998年、イギリス・バーミンガム大学にてPh.D（Ed.）を取得。鳴門教育大学講師等を経て、2017年より現職。専門は教育方法学（カリキュラム論、教育評価論）。

編著：大貫 守
大貫 守（おおぬき・まもる）愛知県立大学教育福祉学部准教授
2018年、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程研究指導認定退学。2020年に京都大学大学院教育学研究科にて博士（教育学）を取得。2018年、愛知県立大学教育福祉学部講師を経て、2020年より現職。専門は教育方法学（カリキュラム論）。