出版社を探す

シェアをデザインする

変わるコミュニティ、ビジネス、クリエイションの現場

編著:猪熊 純
編著:成瀬 友梨
編著:門脇 耕三

紙版

内容紹介

場所・もの・情報の「共有」で何が変わり、生まれるのか。最前線の起業家やクリエイターが、シェアオフィス、ファブ・ラボ、SNS 活用等、実践を語る。新しいビジネスやイノベーションの条件は、自由な個人がつながり、変化を拒まず、予測できない状況を許容すること。ポスト大量生産&消費時代の柔軟な社会が見えてくる。

目次

序 なぜ、今シェアか?

■1章 コミュニケーションのシェア
(1)どのように働き、暮らしたいのか──萩原 修/デザインディレクター、つくし文具店店主
(2)「私」が社会にシェアされる──安藤美冬/起業家
(3)シェアハウスが問いかけていること──島原万丈/㈱ネクストHOME’S総研所長
(4)ディスカッション1:"誰と""何を""何のために"シェアするのか──コメンテーター/馬場正尊(建築家・Open A代表)
【コラム】ロンドンのコワーキングスペース

■2章 シェアのビジネス
(1)持続可能な不動産活用──関口正人/デザインディレクター、think green produce代表
(2)場のファシリテーション──中村真広/㈱ツクルバ代表取締役CCO、クリエイティブ・ディレクター
(3)集合体が生む新しい価値──田中陽明/co-lab:シェアードコラボレーションスタジオ主宰、クリエイティブファシリテーター
(4)ディスカッション2:余白と隙間を活かす、シェアのビジネス──コメンテーター:三浦展(社会デザイン研究者)
【コラム】マレーシアのコーヒーショップ

■3章 クリエイティビティのシェア
(1) 自由文化(フリーカルチャー)が創造的な社会をつくる──ドミニク・チェン/NPOコモンスフィア理事、㈱ディヴィデュアル共同創業者
(2)作品をシェアすることで生まれるもの──布山陽介/アーティスト
(3)インターネット革命“後”をデザインする──林千晶/㈱ロフトワーク代表、米国クリエイティブ・コモンズ文化担当
(4)ディスカッション3:コミュニティの拡張と信頼の形成──コメンテーター 小林弘人/起業家、変種者、メディアプロデューサー、インフォバーン代表取締役CEO、デジモ代表取締役
【コラム】クリエイティビティのシェア?

■4章 社会のバージョンアップ
馬場正尊、三浦展、ドミニク・チェン、猪熊純、門脇耕三、成瀬友梨

エピローグ:シェアが描く未来

著者略歴

編著:猪熊 純
1977年生まれ。2004年東京大学大学院修士課程修了。千葉学建築計画事務所を経て、2007年成瀬・猪熊建築設計事務所共同設立。2008年より首都大学東京助教。「FabCafe」「りくカフェ」「LT城西」「柏の葉オープンイノベーションラボ」等、シェアの空間を多数手がける。
編著:成瀬 友梨
1979年生まれ。2007年東京大学大学院博士課程単位取得退学。同年成瀬・猪熊建築設計事務所共同設立。2010年より東京大学大学院助教。「FabCafe」「りくカフェ」「LT城西」「柏の葉オープンイノベーションラボ」等、シェアの空間を多数手がける。
編著:門脇 耕三
1977年神奈川県生まれ。2001年東京都立大学大学院修士課程修了。東京都立大学助手、首都大学東京助教を経て、2012年明治大学専任講師。博士(工学)。著書に『現在知 vol. 1 郊外 その危機と再生』(共著,NHK出版)等。作品に「目白台の住宅」(メジロスタジオと協働)等。

ISBN:9784761525644
出版社:学芸出版社
判型:4-6
ページ数:248ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2013年12月
発売日:2013年12月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB