■1部 公共空間に革命を起こした広場
第1章 行政と市民の協働でうまれた「まちなか広場」
(1)コンパクトシティを目指す富山市 (2)都心地区の活性化 (3)計画段階の成功策 (4)完成前からの協働~活用委員会 (5)境界を越える~共有部分の在り方 (6)行政が市民活動の後ろ盾となる (7)まちなかの価値を高め、持続する (8)公共交通×公共広場
第2章 賑わいを創出する仕組み (1)往来の多い場所を「まちなか広場」にする (2)都市らしい、様々な人のいる光景 (3)ただのイベント広場に終わらせない
第3章 広場に魂を吹き込んだ運営姿勢
(1)美しくある ~美しい空間には、美しい心が宿る (2)ニュートラルである ~毎日、新しい朝を迎える (3)楽しげである ~楽しい!には、人が自然と集まる (4)センス良く ~若者が集まる場所にする (5)レイアウトは無限大 ~自由に動かすことができる (6)視線を集める ~県内初の大型ビジョンで発信する (7)簡単である ~はじめたい気持ちを大切にする (8)コミコミ価格 ~わかりやすい料金体系にする (9)現場優先主義 ~臨機応変に対応する (10)間柄を育む ~スピークではなく、トークで解決! (11)段々と整える ~庭を育てるようにつくり続ける (12)情報を蓄積する ~編集してネットワークを広げる
■2部 これぞ市民に愛される広場
第4章 ちびっこ、集まれ!
(1)手が放せる、安心感 (2)幼い頃の楽しい思い出がある場所 (3)まちなか遠足をしよう (4)市役所の直営で得られた信頼感 (5)子どもに本物を見せる
第5章 アイがうまれるグランドプラザ
(1)都市生活の新しい娯楽 (2)まちなかに出かける、新しい目的地 (3)都市における、コミュニケーション発生拠点 (4)出会い、間柄が生まれる (5)孤独ではなく、一人になれる場所 (6)休日の賑わいを定着させる (7)賑わいがあって、新たな商いが誕生する
第6章 市民がつくりあげる、自分たちの場所
(1)「まちなか広場」での交流 (2)ネットワークの基盤を育みやすい中心市街地 (3)育まれるシビックプライド (4)「まちなか」を自分のフィールドにする (5)市民がつくる「私のハレの日」(事例紹介) (6)まちなかのメインモビリティが歩行に! (7)若者のたまり場 (8)アートが魅せる、新しい感覚 (9)物々交換的な価値感 3部 まちを想う人が支える広場
第7章 広場を楽しむための市民ネットワーク
(1)共感から協働へ ~ GPネットワーク (2)屋根そうじをパフォーマンスに! (3)年越し蕎麦提供 (4)カジュアルワイン会 (5)手ぶらで、観光物産展パック (6)まちづくりセミナー (7)価値観の共感が、人と人を結ぶ
第8章 行政と現場のパートナーシップ
(1)市民に頼りにされる行政マン (2)フィールドを定め、自由になれる範囲を決める (3)「場」をつくる (4)出来事は、現場で起こる (5)かかわりを積極的に持つ