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100円商店街・バル・まちゼミ

お店が儲かるまちづくり

編著:長坂 泰之

紙版

内容紹介

従来の単発イベントやハード整備、空き店舗対策に代わり、「100円商店街」「バル」「まちゼミ」の「商店街活性化三種の神器」が爆発的な広がりを見せている。「来街者」ではなく「来店者」を増やすにはどうすればよいのか?それぞれの事業の「生みの親」「育ての親」が、自身の経験をもとにその神髄をあますところなく語る。

目次

はじめに 長坂泰之
序章 商店街活性化「三種の神器」の登場~まちづくりの新しい風
長坂泰之
・東日本大震災は私たちの意識を変えるチャンスである
・「三種の神器」は時代の風雲児
・「三種の神器」はまちのポジティブな生き残り策
第1章 究極の販促事業―100円商店街
齋藤一成
1 100円商店街のはじまり
・商店街活性化事業「100円商店街」
・100円商店街の三ヶ条
・隠されたトラップ“決して踏んではいけない地雷”
・初期の100円商店街の弱点
2 進化する100円商店街
・「マンネリ化しない100円商店街」への進化
・「マンネリ化しない100円商店街」がもたらした予想外の効果
3 知力の結晶!個性派100円商品の事例と解説
・体験系100円商品
・肉体系100円商品
・廃棄物系100円商品
・権利系100円商品
第2章 自分の店がイベント舞台―バル
綾野昌幸
1 バルとは?
・バルが広まった背景
・なぜバルをやるのか
・バル成功のコツ
2 バルの絶大な効果
・新規顧客獲得の大チャンス
・まちのメリット
・お客さんのメリット
3 バルの始まりと広がり
・バルのパイオニア-函館西部地区バル街
・関西初開催!伊丹まちなかバル
・全国に広がるバル
コラム「まちコンの実際」 石上僚
3章 お店と街のファンづくり―まちゼミ
松井洋一郎
1 得するまちのゼミナール「まちゼミ」とは?
・まちゼミのしくみ
・まちゼミは「三方よし」の賑わい創出事業
・まちゼミのはじまり
・まちゼミ成功のポイント
2 全国に広がるまちゼミの輪
・岡崎市の事例
・下諏訪町の事例
・焼津市の事例
3 大切にしたいまちゼミの魂
4章 「三種の神器」すべてを導入して起きたこと
伊丹市の場合 綾野昌幸
守山市の場合 石上僚
田辺市の場合 尾崎弘和
終章 「三種の神器」とまちづくりのツボ
長坂泰之
・「三種の神器」の生みの親、育ての親
・「三種の神器」に共通する魅力とメリット
・人とネットワークと情報発信の重要性
おわりに 長坂泰之

著者略歴

編著:長坂 泰之
1963年生まれ。中小企業診断士。全国各地の中心市街地・商店街の再生支援に携わり、近畿中心市街地活性化ネットワーク研究会(英国ATCMの近畿版)の組成にも関わる。震災では、阪神淡路大震災及び東日本大震災の商業復興を支援。著書に『失敗に学ぶ中心市街地活性化』(共著)、『中心市街地活性化のツボ』(ともに学芸出版社)。2012年10月現在、独立行政法人中小企業基盤整備機構コンサルティング課長兼主任研究指導員兼参事(高度化診断、まちづくり、中心市街地活性化、震災復興)。

ISBN:9784761525422
出版社:学芸出版社
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2012年12月
発売日:2012年12月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KN