第1部 聴覚障害児教育の基本方針
第1章 聴覚障害児の言葉と思考力
第1の方針:言葉で考える力を育てる
1 「9 歳の壁」から見える聴覚障害児の言葉と思考力の実態
2 「9 歳の壁」に係る要因
3 第1の方針:言葉で考える力を育てる
第2章 幼児期の言葉と思考の発達
第2の方針:言葉で経験を振り返り、言葉が作る論理で考える力を育てる
1 「9 歳の壁」と幼児期
2 幼児期前期の言葉と思考
3 幼児期後期の言葉と思考
4 第2の方針:言葉で経験を振り返り、言葉が作る論理で考える力を育てる
第3章 共感性の発達
第3の方針:言葉にならない気持ちを言葉で育てる
1 聴覚障害児の共感性の実態
2 登場人物に対する共感
3 共感性の発達に必要なこと
4 作品に浸るための読みの指導における留意点
5 道徳性の発達
6 第3の方針:言葉にならない気持ちを言葉で育てる
第4章 聴覚障害児の知識
第4の方針:豊かな思考ができる知識を育てる
1 知識のモデル
2 聴覚障害児の意味ネットワークの特徴
3 知識の形成と偶発学習
4 知識と言語学習
5 第4の方針:豊かな思考ができる知識を育てる
第5章 聴覚障害児の記憶
第5の方針:覚えたことを使って考える力を高める
1 聴覚障害児のワーキングメモリの実態
2 聴覚障害児のワーキングメモリの指導
3 第5 の方針:覚えたことを使って考える力を高める
第6章 聴覚障害児のメタ認知能力
第6の方針:自己の客観化能力を育てる
1 メタ認知能力と聴覚障害児
2 メタ認知能力と学力
3 第6の方針:自己の客観化能力を育てる
第7章 聴覚障害児と偶発学習
第7の方針:日々の生活での学びを大切にする
1 聴覚障害児と偶発学習
2 偶発学習の保障
3 第7の方針:日々の生活での学びを大切にする
第2部 聴覚障害児教育の実践
第8章 学力と教科指導
1 聴覚障害児の学力
2 説明における特別な支援
3 発問
4 評価
5 授業構成
6 より高い学力を目指して:まとめと今後の課題
第9章 言語指導
1 言語指導の種類と選択
2 自然法の基本
3 言語指導の技法
4 学習言語の指導の再確認
第10章 コミュニケーション指導
1 聴覚障害児のコミュニケーション能力のもう一つの課題
2 聴覚障害児のコミュニケーションにおける推論の実態と指導
3 聴覚障害児のコミュニケーション指導の課題
第11章 読みの指導
1 読みと認知能力
2 聴覚障害児の読みにおけるメタ認知能力の実態と指導
3 読みの指導の視野
第12章 書きの指導
1 聴覚障害児の書き言葉の実態
2 書きにおける認知能力
3 文章の評価法
4 教科指導における書く活動の重要性
5 文字習得
6 幼児期を見据えた書きの指導
第13章 キャリア教育
1 キャリア教育と聴覚障害児教育
2 キャリア発達に必要なこと
3 聴覚障害者のキャリア教育の今後の課題
おわりに 聴覚障害児の伸びしろ
「9 歳の壁」と「可能性は空の極み」
1 聴覚障害児の発達観
2 「よくわかる」を超えて
3 「9 歳の壁」を「可能性は空の極み」とするもの