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臨床家のための場面緘黙改善プログラム

著:高木 潤野

紙版

内容紹介

場面緘黙の症状は、適切な対応によって改善させることができます。本人に「話せるようになりたい」という思いがあれば、大人の場面緘黙も改善できます。本書では、研究成果に基づいた「本人との共同作業で行う」プログラムを詳細に解説します。

目次

第1部 基礎編
第1章 プログラムの概要
第2章 事例 専門学校を休学してアルバイトを始めた小百合さん
第3章 コミュニケーション方法の工夫
第2部 実践編
第4章 アセスメントから目標を立てるまで
第5章 エクスポージャー課題(宿題)を設定する
第6章 記録をふり返り、宿題を修正する
第7章 自分の意思で来談したのではないケースへの対応
第3部 資料編
第8章 記録用紙等
第9章 青年期以降の場面緘黙当事者に対する治療的介入の研究
第10章 場面緘黙が改善した事例

著者略歴

著:高木 潤野
長野大学社会福祉学部教授、博士(教育学)、臨床発達心理士
東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科修了。東京都立あきる野学園養護学校自立活動専任教諭(言語指導担当)、小学校きこえとことばの教室(通級)などを経て現職。専門は言語・コミュニケーション障害。日本場面緘黙研究会事務局長。主な著書に『学校にお
ける場面緘黙への対応―合理的配慮から支援計画作成まで』(学苑社)、『イラストでわかる子どもの場面緘黙サポートガイド―アセスメントと早期対応のための50の指針』(合同出版)など。
YouTubeチャンネル「はなせるTV」https://www.youtube.com/c/hanaserutv/featured

ISBN:9784761408237
出版社:学苑社
判型:B5
ページ数:148ページ
定価:2300円(本体)
発行年月日:2021年06月
発売日:2021年06月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ