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インターベンション・スキルズ

チームが動く、人が育つ、介入の理論と実践

著:W.ブレンダン・レディ
監:津村 俊充
他訳:林 芳孝

紙版

内容紹介

小グループやチームにおける働きかけを扱う。どのような働きかけが必要かを的確に説明した、理論的かつ実践的な必読の基本書。

原著:Intervention Skills: Process Consultation for Small Groups and Teams(John Wiley & Sons,ISBN978-0-88390-434-3)

目次

日本語版出版に寄せて
監訳者まえがき
序文
はじめに
 本書を読むべき人
 本書の構成

第1章 グループプロセス・コンサルテーションとは何か?
 グループプロセス・コンサルテーションの定義
 哲学的理解
 プロセス・コンサルテーションのフロー
 なぜプロセス・コンサルテーションが必要なのか
 役割の区分
 要約

第2章 タスクとメインテナンスプロセス:キーコンセプト
 コンテント、タスクとメインテナンス
 どのようにプロセスの規範は進展するのか
 プロセス・コンサルタントの仕事:70/15/15ルール

第3章 グループプロセス・コンサルテーションのフロー 第1段階:エントリー
 エントリー
 契約すること
 教育
 アセスメント

第4章 グループプロセス・コンサルテーションのフロー 第2段階:ワークプロパー(活動実践)
 風土づくり
 ビジョン、ミッション、目的
 ワークプロパー(活動実践)

第5章 介入のタイプと深さ
 介入のタイプ
 グループダイナミックスに気づく10の手がかり
 介入の深さ
 介入の深さを選ぶこと
 深さとグループのタイプ
 深さと介入の選択
 今こことあの時あそこ

第6章 タスクグループの発達段階
 4つの段階
 セットアップ段階
 仕事の進行場面
 成果や発表のデリバリー
 修了、終結、祝福
 要約

第7章 グループプロセス・コンサルタントのコンピテンシー
 タスクの領域
 4つの主要なコンピテンシー
 理論
 グループプロセス・コンサルテーションにおける具体的なダイナミックス
 行動のスキル
 介入のスキル
 自己認識
 開発のためのプラン

第8章 グループプロセス・コンサルテーションと組織
 価値と倫理の考察
 価値
 倫理
 組織におけるグループプロセス・コンサルテーションの定着

第9章 覚え書き
 グループプロセス・コンサルテーションのステレオタイプ
 部屋の要件とオプション
 グループプロセス・コンサルテーションに関するよくある質問
 よくある失敗と落とし穴

文献
索引

著者略歴

著:W.ブレンダン・レディ
シンシナティ大学心理学教授。コンサルテーションとトレーニングの研究所のディレクター。 世界中のクライアントとコンサルティングとトレーニング機関であるReddy-Phillipsの共同設立者であり主要人物である。米国心理学会、NTL研究所、ODネットワークのメンバー。
監:津村 俊充
名古屋大学大学院教育学研究科博士前期課程修了(人間関係トレーニング、社会心理学専攻)。南山大学名誉教授。一般社団法人日本体験学習研究所代表理事・所長。
他訳:林 芳孝
南山大学大学院人間文化研究科教育ファシリテーション専攻修了。民間企業奉職後、国際協力事業団派遣海外ボランティア活動に従事。社会保険労務士。大同大学非常勤講師。日本体験学習研究所研究員。

ISBN:9784760821792
出版社:金子書房
判型:B5
ページ数:200ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2018年09月
発売日:2018年08月23日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JHB