人形からとどいた手紙
ベルリンのカフカ
著:ラリッサ・トゥーリー
絵:レベッカ・グリーン
訳:野坂 悦子
紙版
内容紹介
不可思議な作品で知られる世界的作家、カフカの実話をもとにした優しさと希望に溢れる物語。この実話は、「カフカと人形」として以前から村上春樹が小説内で語ったり、インターネット上でカフカの逸話として紹介されてきたものの、まだそれほど広く知られてはいません。
・・・1923年の秋、カフカは公園で、人形をなくして泣いている女の子と出会います。カフカは「人形はちょっと旅にでたんだ」と言ってなぐさめると、それから3週間、人形になりきって手紙を書き、届け続けます。
物語のラストは、自分らしく生きる現代の子どもたちへのメッセージが光る。カフカ入門にも。
目次
本文
著者あとがき
カフカについて
参考文献
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