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被差別マイノリティのいま

差別禁止法制定を求める当事者の声

編:部落解放・人権研究所

紙版

内容紹介

ハンセン病、自死(遺族)、LGBT、外国人、HIV、見た目、部落、アイヌ、水俣病。
国内の9つの人権課題をめぐる差別の現実とその課題について、関係者のわかりやすい解説と、当事者による切実な「声」をとおして学ぶことができる最適の書です。
人権教育・啓発用のテキストとしてもご活用ください。

目次

発刊にあたって 谷川雅彦

 ハンセン病問題のいま
私たちにとってハンセン病問題とは 内田博文
当事者は語る/いのちと同時に人権も宿る 志村 康

 自死(遺族)問題のいま
自死(遺族)問題とは 田中幸子
当事者は語る/自死遺族としての現状を伝えることから自死に対する偏見や決めつけをなくしていきたい 竹井京子

 LGBT問題のいま
セクシュアルマイノリティの人権 「ありのままのわたしを生きる」ために 土肥いつき
当事者は語る/同性愛者に対する差別について 南 和行

 外国人問題のいま
外国人差別の実態 文公輝
当事者は語る/「日本で働く」ということ Betty
当事者は語る/京都朝鮮学校襲撃事件 心に傷、差別の罪、その回復の歩み 朴貞任

 HIV問題のいま
HIV陽性者のいま 高久陽介
当事者は語る/HIV陽性者としての差別体験 加藤力也

 見た目問題のいま
「見た目問題」とは 外川浩子
当事者は語る/大変な道のりを、「幸せ発信」にかえて 河除静香

 部落問題のいま
部落問題のいま 内田龍史 妻木進吾 齋藤直子
当事者は語る/二度の結婚差別 Nさん
当事者は語る/長野市内近隣住民連続差別事件 高橋典男

 アイヌ問題のいま
アイヌ民族「問題」の概要 竹内 渉
当事者は語る/“アイヌ差別撤廃”に国をあげて取り組んでほしい 平村嘉代子

 水俣病問題のいま
水俣病の現在と差別・偏見 花田昌宣
当事者は語る/私たちの水俣病 岩本昭則・敬子

 差別禁止法の制定を求めて 内田博文

ISBN:9784759267815
出版社:解放出版社
判型:A5
ページ数:341ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2017年12月
発売日:2017年12月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB