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みんなの言語学入門

日本語と英語の仕組みから未知の言語へ

著:牧 秀樹

紙版

内容紹介

世界のことばって、全部互いに翻訳できるのかな? だったら、その背後に、何かしら仕組みがあるんじゃないのかな。ねえ、みんなで、考えてみない? きっとみんなのためになる。こんなことから、始まりました。『みんなの言語学入門』本書で日本語と英語の構造を理解すれば、未知の言語(韓国語、スウェーデン語、モンゴル語、フランス語、ビジ語、中国語)に出会っても、慌てず解析できます。言語学の「人生最初の一歩」の教科書に。

目次

第1回 はじめに
  文の種類・文の部品・動詞のおさらい

第2回 日本語と英語の類似点
  アジの開きの関係です

第3回 日本語と英語の文の構造
  日本語の単文1

第4回 日本語と英語の文の構造
  日本語の単文 2
  宿題1回目

第5回 日本語と英語の文の構造
  英語の単文
  宿題2回目
  [コラム1] 形容詞の問題

第6回 日本語と英語の文の構造
  英語の複雑文1

第7回 日本語と英語の文の構造
  英語の複雑文2

第8回 日本語と英語の文の構造
  英語の複雑文3
  宿題3回目

第9回 日本語と英語の文の構造
  日本語の複雑文1

第10回 日本語と英語の文の構造
  日本語の複雑文2
  宿題4回目
  [コラム2] 進行形の問題

第11回 未知の言語への挑戦
  韓国語とスウェーデン語
  宿題5回目

第12回 未知の言語への挑戦
  モンゴル語とフランス語
  宿題6回目

第13回 未知の言語への挑戦
  ビジ語と中国語
  宿題7回目

第14回 おわりに
  S/S'と規則の統合

第15回 付録
  期末テストと課題
  [コラム3] 時枝誠記とS

著者略歴

著:牧 秀樹
岐阜大学地域科学部シニア教授。1995年コネチカット大学で博士号(言語学)を取得。研究対象は言語学と英語教育。主な著書:Essays on Irish Syntax(共著)、Essays on Mongolian Syntax(共著)、Essays on Irish Syntax II(共著)、『The Minimal English Test(最小英語テスト)研究』、『誰でも言語学』、『最小英語テスト(MET)ドリル〈標準レベル:高校生から社会人〉』、『最小英語テスト〈センター試験レベル〉』、『中学生版 最小英語テスト(jMET)ドリル』(以上)、「英語monogrammarシリーズ」(監修)、『金言版 最小英語テスト(kMET)ドリル』、『これでも言語学』、Essays on Case、『それでも言語学』、『最小日本語テスト(MJT)ドリル』、『最小中国語テスト(MCT)ドリル』、『最小韓国語テスト(MKT)ドリル』、『MCT中国語実践会話』(共著)、『象の鼻から言語学』、『小学生版最小英語テスト(eMET)ドリル』[以上、開拓社]など。

ISBN:9784758923958
出版社:開拓社
判型:A5
ページ数:188ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2023年12月
発売日:2023年12月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:DS