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語用論のすべて

生成文法・認知言語学との関連も含めて

他著:今井 邦彦
他著:岡田 聡宏
他著:井門 亮

紙版

内容紹介

 語用論は言語の意味を説明するという。意味論とはどういう関係にあるのか? 語用論とは言語理論の一部をなすものか? それともそれとは別の目標を持つのか?
 言語理論の一方の雄・生成文法は、言語は人間に生物中で唯一性を与えており、人間の外(そと)には存在しないとする。他方の雄・認知言語学は、言語は人間の外にある認知的諸過程に本質的に依存すると主張する。
 本書は3理論理解への最上の道である。

著者略歴

他著:今井 邦彦
東京都立大学名誉教授、文学博士。専門分野は音声学、統語論、語用論。主要業績: 『チョムスキー小事典』(大修館書店)、『言語理論としての語用論』(開拓社)、『英語の使い方』(大修館書店)、『語用論への招待』(大修館書店)、『ことばの意味とはなんだろう』(共著、岩波書店)、『語用論キーターム事典』(共訳、開拓社)、『意味論キーターム事典』(共訳、開拓社)、『チョムスキーの言語理論—その出発点から最新理論まで』(共訳、新曜社)、『ことばをめぐる17 の視点—人間言語は「雪の結晶」である』(訳、大修館書店)
他著:岡田 聡宏
学習院大学外国語教育研究センター 教授。専門分野は語用論、関連性理論。主要業績:『語用論キーターム事典』(共訳、開拓社)、『意味論キーターム事典』(共訳、開拓社)、『最新語用論入門12 章』(共訳、大修館書店)、「ことばと意味」『[入門]ことばの世界』(共著、大修館書店)、「アドホック概念:仕組みと可能性」『ヘルメスたちの饗宴:英語英米文学論文集』(共著、音羽書房鶴見書店)
他著:井門 亮
群馬大学情報学部 教授。専門分野は語用論、関連性理論。主要業績:『語用論キーターム事典』(共訳、開拓社)、『意味論キーターム事典』(共訳、開拓社)、『最新語用論入門12章』(共訳、大修館書店)、「関連性理論」(加藤重広・澤田淳(編)『はじめての語用論』研究社)、「多義語の分析と語用論」(中野弘三(編)『語はなぜ多義になるのか』朝倉書店)

ISBN:9784758923583
出版社:開拓社
判型:A5
ページ数:240ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2021年12月
発売日:2021年12月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CF