本書は、日本の英学史上の天才齋藤秀三郎(1866-1929)のPractical English Grammar(1898-99)(全4巻、1,056頁)の完訳である。本書の特色: ・日本英学史上に燦然と輝く金字塔 ・日本の英語学研究、学習英文法の源流 ・一流作家からの豊富な実用的表現例 ・簡潔で要を得た説明、語法説明の卓抜さ ・圧倒的な迫力で迫る明治の天才の研究 ・上級コミュニケーション文法として最良の書。難解な例文には訳文を付し、古い用法には古用法と明示し、現代言語学の視点から解説を加え、文化財的業績の齋藤文法が現代に蘇る。