ハルキ文庫
親王殿下のパティシエール(4) 慶貝勒府の満漢全席
著:篠原 悠希
紙版
内容紹介
清の第十七皇子・愛新覚羅永璘お抱えの糕點師見習いとして北京で働く仏華ハーフのマリー。
謹慎も解かれ、新しい厨房で中華菓子を学び、宣教師から絵画を習ってお菓子作りに生かしていこうと思いきや──。
永璘の意向で新たに江南の厨師が雇われ、更に食通の間で信望される超有名詩人・袁枚が西洋の菓子を所望して、慶貝勒府は大賑わい。
そしてうら若き〝親王〟まで⁉ 清と法国、スイーツのマリアージュを、お楽しみあれ!