術中蛍光イメージング実践ガイド
ラボからオペ室まで
監:日本蛍光ガイド手術研究会
編:石沢 武彰
紙版
内容紹介
術中の蛍光イメージング技術について,①初めて機器を導入する方法,②基本的活用法,③応用的活用法とその開発,の3部構成で詳しく解説。活用法の解説では,癌・血流・リンパ節・臓器を光らせて評価する4つの手法について,各診療科の第一人者が具体的症例を提示しながら紹介している。
外科医,オペナース,臨床工学技士,そして開発者の方々にお薦めの1冊。血流の評価などの動きを確認できるWeb動画付き。
目次
〈1. 導入編〉
・臨床使用可能な蛍光試薬
・ICG蛍光イメージングの撮影装置
・5-ALA蛍光イメージングの撮影装置
・蛍光イメージングを手術室に導入するには
・術中蛍光イメージングの記録
〈2. 実践編〉
・血流のイメージング
(冠動脈・脳動脈の造影,皮弁・消化器の血流評価)
・がんのイメージング
(肝癌,肺癌,胃癌,脳腫瘍,膀胱癌)
・リンパ節・リンパ管のイメージング
(乳癌,胃癌,大腸癌,婦人科癌のセンチネルリンパ節同定,形成外科手術)
・解剖構造のイメージング
(胆管,肝区域,肺区域,尿管,副甲状腺)
〈3. 開発編〉
・蛍光プローブの開発
・イメージングシステムの開発
・画像情報を統合する手術室の開発
・光線力学的治療への応用
付属物
Web動画付き