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概説GDPR

世界を揺るがす個人情報保護制度

著:小向 太郎
著:石井 夏生利

紙版

内容紹介

GDPR(EU一般データ保護規則)とは2018年5月より施行されたEUの個人情報保護法制度。2019年1月、フランスのデータ保護当局が、このGDPRへの違反があったとして、グーグルに5,000万ユーロ(約62億円)の制裁金を科す一件で世界の注目を集めたが、Cookieなどかつて個人情報とみなされていなかったデータも取得時にユーザーの同意が必要になることから、ITを中心とするビジネス界で喫緊の対応が迫られている。
 本書ではGDPRの成り立ち、原則基本と規制内容、法執行の仕組みから日本企業がいま求められる対応について、2019年1月の日本の十分性認定など最新動向をふまえ、情報法のスペシャリストが体系的に解説する。

目次

1章 GDPRとは何か?
2章 GDPRの規制内容
3章 法執行の仕組みと求められる具体的対応
Q&A 十分性認定で何が緩和されたのか? 

著者略歴

著:小向 太郎
日本大学危機管理学部教授。専門は情報法。中央大学博士(法学)。主な著書に『実践eディスカバリ』 『情報法入門【第4版】』(NTT出版)他多数。ドコモ・モバイル・サイエンス賞社会科学部門優秀賞受賞。
著:石井 夏生利
中央大学国際情報学部教授。専門はプライバシー法。著書に『個人情報保護法の理念と現代的課題』(勁草書房)他。日経新聞「経済教室」にも執筆。

ISBN:9784757123816
出版社:NTT出版
判型:A5
ページ数:180ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2019年09月
発売日:2019年09月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JBF