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情報社会のソーシャルデザイン

情報社会学概論 II

編著:公文 俊平
編著:大橋 正和

紙版

内容紹介

人々の価値観の基準がモノ中心から人間中心に変化している。他方で、モノや現実と情報の関係についても、新しい概念や取り組みが登場している。
上記のような状況をふまえ、情報社会学の研究者の最新の研究成果を集め、設計科学の視点から情報社会のソーシャルデザインを明らかする。

目次

1章 公文俊平:情報社会と情報社会学の新動向
2章 大橋正和:情報社会とソーシャルデザイン――先駆者との対話を通じた情報社会での知識や社会の考え方について
3章 櫻井美穂子・國領二郎:レジリエントな社会システムのデザイン思想
4章 鈴木謙介:「災後」における社会の意味――空間の多孔化に抗して
5章 堀眞由美:情報社会時代の働き方――女性労働の現状と課題からみる今後の働き方
6章 西内啓:現代情報社会におけるビッグデータと統計学
7章 山内康英・小松正・舟橋正浩:言語空間のベキ分布性に関する確率過程論研究
8章 松野良一・周洲:「微博」と社会問題の可視化――中国のコミュニケーション変容
9章 折田明子:インターネット上で名乗る名前とプライバシー
10章 西田亮介:情報社会と日本のネット選挙

著者略歴

編著:公文 俊平
多摩大学情報社会学研究所所長、情報社会学会名誉会長。
編著:大橋 正和
中央大学総合政策学部教授、情報社会学会会長。

ISBN:9784757103528
出版社:NTT出版
判型:A5
ページ数:258ページ
定価:3400円(本体)
発行年月日:2014年11月
発売日:2014年11月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UB