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ドナテッロからミケランジェロへ、初期ルネサンスから盛期ルネサンスへ、《ラオコオン》の発見を契機に１５１０年代にローマに生起したヘレニズム的転換を視座に据え、ジャンボローニャからベルニーニ、そしてカノーヴァへ、マニエリスムからバロック、そして新古典主義へ、これらの芸術家が創造した圧倒的な彫刻作品を解剖し、それらの創造の秘跡を探険する！

《ラオコオン》——ルネサンスを変えた古代彫刻の発見　松浦弘明
《ユディット》——ドナテッロと初期ルネサンス　喜多村明里
《ピエタ》——ミケランジェロと盛期ルネサンス　諸川春樹
《サビニの女の略奪》——ジャンボローニャとマニエリスム
《アポロンとダフネ》——ベルニーニとバロック
《勝利のウェヌスとしてのパオリーナ・ボルゲーゼ》——カノーヴァと新古典主義　金井直
あとがき　諸川春樹
人名索引

編・著：諸川　春樹
多摩美術大学教授　ルネサンス美術史　ミケランジェロの専門i家

著：足達　薫
?O前大学教授　マニエリスム美術の専門家

著：金井　直
信州大学準教授　新古典主義、現代美術の専門家